人と比べてしまい劣等感を感じるクセの話

マインド
pho-to-coさんによる写真ACからの写真

会社の格が気になる?

 

先日、ふと目にとまったネット記事がありました。(どこに掲載してあったか、わからなくなってしまいました^^;)

 

それは読者からの質問に専門家が回答する企画。

 

質問は「会社の格を気にしたほうがよいのか?」という質問でした。

 

質問者は、大手商社から2度の転職をして、今はベンチャー企業で勤務。

 

先日、学生時代の友人にあったところ、「どんどん会社の格が下がっている。」と言われ、上から目線で話をされたそうです。

 

質問者は自分のキャリアを考えて、意図的に今の会社を選んだそうですが、この件で会社の格を気にした方がよいのか?という迷いが生じている状況。

 

専門家の回答

 

「格」というものは、個々人の持つ価値観によって何が優れているとするかは変わるもの。重要なのは、周りの意見うんぬんではなく、自分が「納得する人生を歩んでいるか否か」

 

自分自身の価値観に基づく信念や、自分が納得する人生を送ることが自分の「格」を作り出していく

 

ということが書いてありました。

 

これを読んでいて、私自身の経験を思い出しました。

 

人と比較して勝手に劣等感をいだいた過去

私の場合は、質問者のように意図的にキャリアを築こうとして、会社を選んだわけではありませんが・・・。

私が新卒で就職したのは2003年4月のことでした。
いわゆる就職氷河期世代に該当します。

 

受ける会社受ける会社、落ち続けました~

 

「いや~うちの会社、明治大学(私の母校)の人欲しいんだよね。次、部長面接だから頑張ってね。」と言われた数日後、

 

私の郵便ポストに入っていたのは、「残念ながらご縁がありませんでした」の手紙と、その会社の代表商品である缶詰。

 

なんてこともありました。

 

就職活動あるあるで、就職試験に落ちるたびに、受ける会社の規模がどんどんと小さくなっていきました。

 

そして何十社目かは覚えていませんが、ついに私のもとに内定通知が届きました。電話でしたが^^;

 

結局、その後もう1社から内定をもらい、社員数が120人くらいの小さなソフトウェア開発会社に就職を決めました。

 

就職が決まってから、頭に10円ハゲができていたことに気づき、そこまで就職に悩んでいたんだとしみじみ感じたのはなつかしい思い出です。

 

そして、その会社で働き始めてから、社会人として大学時代の同期や先輩と飲みに行くことがあったのですが、そこで私は劣等感を感じていくことになりました。

 

大学の先輩や同期の中には、有名企業や一部上場企業に勤めている人が何人もいる中で、そ世間的にまったく知られていない小さな会社に勤めている自分って・・・。

 

他の人と比べて、会社の「格」を気にしまくっていました。

 

このことが、私が社会保険労務士を目指した要因の一つになっています。

 

自分が国家資格を取れば、どの企業に勤めているかといったことを気にせずに済みますし、国から認められている専門家だという箔がつくとさえ思っていました。

 

国家資格をとって劣等感はなくなるはず、だった・・・

実際、社会保険労務士になってみて、そういった思いが消えたのか?というと消えませんでした。

 

比較の対象が会社員という立場の人から、同業者であったり、他の士業やコンサルタントの人たちになるだけだったんです。

 

結局、そういった人たちと自分を比較して、自分を惨めにさげすんでいるだけでした。

 

その状態から脱却できたのは、回答者が言われているように、自分自身の価値観にもとづいて、自分がどう思うか、どう感じるのか、どうしたいのかを大切にできるようになってきたからでした。

 

このことができるようになるのには、15年近くかかっています。そもそも、自分自身の価値観が分かっていませんでしたから。

 

もちろん、今でも完全に人との比較をしないというわけではありません。

 

ときには人と比べて落ち込みそうなときも、まだまだあります。

 

ただ今は“自分自身”という立ち返る場所があるので、その状態から抜け出すことができるようになっています。

 

人と比べていたらキリがない。

まとめ

 

・人と比べ続ける限り、転職をしても悩みは尽きない。

 

・自分の価値観にもとづき、自分がどう感じるのか、どうしたいのかを大切にする。

 

・自分が納得する人生を歩むかどうかだけ。そのためには自分の価値観を知る必要がある。