幸せとお金について「富があって幸せな人と不幸せな人の違いは?」

お金

お金や名声を得られれば幸せに暮らすことができるのか?

とある男性の話。

彼は、20代後半に、法律系の国家資格を手にし、はるか年上の社長から「先生」と呼ばれ、平均的な会社員の年収と比べると、数倍の年収を得ることができるようになりました。

しかし、心の中は満たされない思いや、不安や不満ばかりの日々を送っていました。

そして、そのすさんだ心のせいで、家庭は離婚寸前。

ついには、妻が子ども2人を実家につれて帰ってしまうという事態に。その期間は数ヶ月におよびました。

このことから、それなりのお金や肩書などを得たとしても、誰もが幸せに暮らせるわけではなないということがわかります。

お金や名声などを得て幸せに暮らせる人と、そうではない人の違いって何なのでしょうか?

本当の幸せを得るためにお金以外に必要なもの

脳科学を駆使したメンタルトレーニングの第一人者である西田文郎さんが、人生の真の成功には、2つの成功が必要だとおっしゃっています。

 

それは、社会的成功と人間的成功の2つ。

社会的成功とは、富(お金)、地位、名誉などを手にすること。
人間的成功とは、健康、穏やかな心、家族円満、心を許せる仲間などを手にすること。

富や名声を得たけれど幸せじゃないという人は、「人間的成功」を手にすることができていないということになります。

西田さんがおっしゃっているほどの富や名声はかなり規模が大きなものであろうと想像できますが、エピソードの男性も一応こちらに入るかなと。

また2つの成功を次のようにも定義されています。

社会的成功は、人生の環境。

社会的成功は人生を生きていく上での環境にすぎません。

もちろん、お金があった方がいいですし、地位や名声がある方が優遇されることがあるのも事実ではあります。

人間的成功は、人生の目的。

人生の目的とは「あなたが自分と他人に、より大きな喜びを与える」ということに尽きます。

人生の質は、人にどれだけの喜びを与えたかで決まります。

幸せな人生を送るためには、お金や名声は大切ですがそれだけでは足りない。人間的成功、つまりは人の役に立つ、喜びを与えることが必要になるということです。

ある戦国武将がその人間的成功に関する言葉を残しています。

幸せになるための戦国武将の言葉

「人は一代、名は末代と心得るべし」

大久保 忠教

かなりマイナーな武将です。「信長の野望」をやったことのある人ならわかるかな?

徳川家の三河時代からの家臣で、家康、秀忠、家光に仕えました。
将軍家光に対して諫言したなどの逸話がありますが、それはフィクションのようです。

忠教は、私利私欲がなく、多くの浪人の面倒をみるなど義俠心が強い人でした。
また、徳川の歴史を記した三河物語の執筆者としても知られています。

「人の命に限りはあるけれど、その名は何代にわたって生き続けるもの。
そのことを常に心得て、世のため人のために尽くすことが大切である。」
ということを伝えています。

まとめ

・真の成功(幸せ)を手にするためには、社会的成功(富や名声)だけではなく、人間的成功(心身の健康や人間関係)も必要

・人間的成功は人生の目的であり、人生の目的は「自分と他人を喜ばせる、役に立つこと」

・「名は末代」と心得ること